Linuxへのインストール

最小要件と、(未入手であれば) Blender の入手先を Blender のダウンロード ページで確認してください。

blender.orgからインストール

使用しているアーキテクチャーにあったLinuxバージョンをダウンロードし、ファイルを目的の場所(例、~/software/usr/local)に解凍します。

実行ファイルをダブルクリックすることでBlenderを起動できます。

このインストール方法を使用する場合、Blenderの複数のバージョンをインストールすることができます。

アクセスを容易にするために、Blenderのメニューエントリやショートカットをシステムを追加設定できます。BlendファイルをBlenderに関連付けて、ファイルブラウザから選択したときにBlenderで自動的に開くようにすることもできます。それらの設定は、通常、ウィンドウマネージャーの設定と組み合わせて表示されます。(GnomeやKDE。)

パッケージマネージャーからインストール

いくつかのLinuxディストリビューションでは、そのリポジトリにBlenderの特定パッケージが含まれている場合があります。

ディストリビューションのネイティブメカニズムを介してBlenderをインストールすると、システム上の他のパッケージとの一貫性が保証され、(パッケージマネージャーによって提供される)パッケージの一覧表示、更新通知、自動メニュー構成などの他の機能が提供される場合があります。ただし、パッケージが最新の公式リリースと比較して古くなっているか、Blenderの一部の機能が含まれていない可能性があることに注意してください。例えば、一部のディストリビューションは、ライセンスなどの理由で、CyclesのGPUレンダリングをサポートするようにBlenderをビルドされていません。

お使いのディストリビューションに特定パッケージがある場合は、好ましくて最も便利なものと、そうでない、 blender.org で入手できる公式バイナリを選択できます

スナップからインストール

Snap は、さまざまなディストリビューションで機能するように設計されたユニバーサルパッケージマネージャーです。スナップがすでにインストールされていると、次の方法でスナップを介してBlenderをインストールできます:

snap install blender

この方法でインストールすると、Blenderのアップデートが自動的にインストールされるという利点があります。SnapのBlenderは、個々のパッケージマネージャーよりも一貫性のあるディストリビューションです。

ターミナルでの実行

ターミナルでの起動 を参照。

Alt+Mouseの衝突回避

一部のウィンドウマネージャーでは、デフォルトで Alt-LMBAlt-RMB がウィンドウの移動とサイズ変更に割り当てられています。

Blenderはこれらをさまざまな操作に使用します。特に:

Blenderの全機能セットにアクセスするには、ウィンドウマネージャーの設定を変更して、代わりに メタ キー( スーパー キーや Windows キーとも呼ばれます)を使用します。

Gnome

コマンドラインに次のように入力します(次回のログイン時に有効):

gsettings set org.gnome.desktop.wm.preferences mouse-button-modifier '<Super>'
KDE

System Settings ‣ Window Management ‣ Window Behavior ‣ Window Actions で、'Alt' を 'Meta' キーに切り替えます。

Linuxでのアップデート

Linuxでは、Blenderをアップデートするさまざまな方法があります。このセクションでは、最も一般的なアプローチについて説明します。

blender.org からアップデート

Blenderのアップデートがリリースされたら、 Blender Webサイト から直接ダウンロードして、 Install from blender.org セクションで説明されている手順を使用してインストールします。

パッケージマネージャーによるアップデート

多くのLinuxディストリビューションでは、Blenderのパッケージを利用できます。これは、ディストリビューションのパッケージマネージャーを使用してインストールできます。インストール後、他のアプリケーションをアップデートするのと同じ手順を使用して、Blenderをアップデートできます。

参考

Blenderの前バージョンからの設定のインポート、および、その他のクイック設定については、スプラッシュ画面の Defaults(デフォルト) ページを参照してください。