Map Value(値マッピング)ノード

Map Value(値マッピング)ノード。

Map Value(値マッピング)ノードは、値のスケール、オフセット、および範囲制限に使用されます。

入力

Value(値)

標準の値入力です。(値はセット内の各ベクトルを参照します。)

Properties(プロパティ)

Offset(オフセット)

入力値に追加された係数。

Size(サイズ)

入力値をスケール(乗算)します。

Use Minimum(最小を使用)、Maximum(最大を使用)

これを有効にすると、関連する操作がアクティブになります。

Min(最小)、Max(最大)

入力値を Clamp(範囲制限) する最小値と最大値の間の範囲を定義します。

出力

Value(値)

標準の値出力です。

Z深度マップ

これは、被写界深度効果を実現する場合に特に便利です。この場合、Map Value(値マッピング)ノードを使用して、Z値(シーンによっては20や30、さらには500)を(0から1)の範囲にマッピングします。Blur(ぼかし)ノードに接続するために適しています。

値の乗算

Map Value(値マッピング)ノードを使用して値を乗算し、目的の出力値を実現することもできます。右側のミニマップでは、Time(時間)ノードは30フレームにわたって均等にスケールされた0.0〜1.0の値を出力します。最初 のMap Value(値マッピング)ノードは、入力に2を掛けて、30フレームにわたって0.0~2.0までスケールする出力値を生成します。2番目 のMap Value(値マッピング)ノードは入力から1を減算し、(-1.00から1.0)の間の作業値を与え、それを150で乗算して、30フレームシーケンスで(-150から150)の間の出力値を生成します。

../../../_images/compositing_types_vector_map-value_example.png

Map Value(値マッピング)を使用して乗算します。