Scene Properties(シーンプロパティ)
Scene(シーン)
参照
- Panel(パネル):
- Camera(カメラ)
アクティブなカメラとして使用するカメラを選択するために使用します。3D Viewport(3Dビューポート)で Ctrl-Numpad0 を使用して、アクティブなカメラを設定することもできます。
- Background Scene(背景シーン)
シーンを背景として使用できます。これは例えば、背景の要素に邪魔されることなく、前景のアニメーション化に集中したい場合に役に立ちます。
このシーンには独自のアニメーション、物理シミュレーションなどを含めることができますが、そのコンテンツのいずれかを編集する場合は、シーン データブロックメニューでそのシーンを選択する必要があります。
Background Scene(背景シーン) 自体に Background Scene(背景シーン) を含めることができます(再帰的に含まれます)。したがって、既存のシーンを、追加が行われる新しく作成されたシーンの背景として使用することにより、いつでも追加を行うことができます。
Tip
これは、1つのblendファイルに環境が含まれている シーンへのリンク と組み合わせて使用することもできます。この環境は、さまざまな場所で再利用できます。
- Active Clip(アクティブクリップ)
Motion Tracking(モーショントラッキング) コンストレイント、または、カメラの Background Images で使用できる Movie Clip(動画クリップ) を選択します。
Units(単位)
参照
- Panel(パネル):
- Unit System(単位系)
ユーザーインターフェイスのコントロールで使用する単位系。
- None(なし):
現実世界とは関係のない単位を使用します。実際には、これは単位名がないだけの メートル法 と同じです。
- Metric(メートル法):
このシーンではメートル法を使用します。
- Imperial(英単位系):
このシーンでは、英単位系を使用します。
- Unit Scale(単位の倍率)
内部の単位とユーザーインターフェイスに表示される値の間で変換するときに使用するスケール係数。これは、微視的または天文学的スケールでモデリングするときに変更できます。
注釈
この係数は、ユーザーインターフェイスに表示される値にのみ影響し、内部動作には影響しません。たとえば、物理シミュレーションでは Unit Scale(単位の倍率) は考慮されません。
- Separate Units(単位を区切る)
Metric(メートル法) または Imperial(英単位系) を使用する場合は、プロパティを複数の値として表示します。たとえば、
2.285m
は2m 28.5cm
になります。
- Rotation(回転)
回転の値の表示/編集に使用する単位。
- Degrees(度):
ユーザーインターフェイスで、角度にDegrees(度)を使用します。
- Radians(ラジアン):
ユーザーインターフェイスで、角度にRadians(ラジアン)を使用します。
- Length(長さ)
長さの値の表示に使用する単位。
- Adaptive(適応):
特定の値に使用される単位は、値の大きさによって異なります。例えば、ある値は
23cm
と表示され、別の値は10km
と表示されます。- Meters/Centimeters/Feet:
ユーザーインターフェイスで、すべての長さに固定の単位が使用されます。
- Mass(重さ)
Length(長さ) を参照してください。
- Time(時間)
Length(長さ) を参照してください。
- Temperature(温度)
Length(長さ) を参照してください。
名称 |
省略形 |
メートルでの長さ |
---|---|---|
サウ |
|
0.0000254 |
インチ |
|
0.0254 |
フィート |
|
0.3048 |
ヤード |
|
0.9144 |
チェーン |
|
20.1168 |
ハロン |
|
201.168 |
マイル |
|
1609.344 |
名称 |
省略形 |
メートルでの長さ |
---|---|---|
マイクロメートル |
|
0.000001 |
ミリメートル |
|
0.001 |
センチメートル |
|
0.01 |
デシメートル |
|
0.1 |
メートル |
|
1.0 |
デカメートル |
|
10.0 |
ヘクトメートル |
|
100.0 |
キロメートル |
|
1000.0 |
Gravity(重力)
参照
- Panel(パネル):
物理効果で使用されるグローバル重力を制御するオプション。
詳細については Physics の章 を参照してください。
Simulation
- Simulation Range
Use a simulation range that is different from the scene range for Simulation Nodes that do not override the frame range themselves.
- Start(開始)、End(終了)
The frame at which the simulation starts/ends.
Keying Sets(キーイングセット)
参照
- Panel(パネル):
Keying Sets(キーイングセット) を参照してください。
Audio(オーディオ)
参照
- Panel(パネル):
グローバルオーディオ設定を制御するオプション。Blender内からサウンドを再生する方法を制御するには、 Preferences(プリファレンス) のオーディオ設定を参照してください。
- Volume(ボリューム)
シーンでのボリューム。
- Distance Model(距離モデル)
距離に基づいて音の減衰を計算する方法を変更します。最も物理的に正しいのは Inverse(反転) モデルですが、Linear(リニア) や Exponent(指数) 減衰を選択することもできます。Clamped(音量制限付) モードでは、ボリュームの上限が100% (1.0)になります。つまり、距離が参照距離よりも小さい場合、ボリュームは常に100%になります。各オプションの正確な説明については、 OpenALのドキュメント を参照してください。
- Doppler Speed(ドップラーの速度)
ドップラー効果の計算に使用する音速です。通常の値は、空気中では343.3 m/s で、例えば水中では約1560 m/sです。
- Doppler Factor(ドップラー係数)
ドップラー効果の強さを制御します。ピッチの変化を誇張したり控えめにしたりすることはできますが、物理的に正しいのは 1.0 です。
- Update Animation Cache(アニメーションキャッシュ更新)
オーディオアニメーションキャッシュを更新します。これは、オーディオのアーティファクトに気になりだした場合に役立ちます。
Rigid Body World(リジッドボディワールド)
参照
- Panel(パネル):
Rigid Body World(リジッドボディワールド) は、このシミュレーションですべてのリジッドボディに適用する設定を保持している、リジッドボディオブジェクトのグループです。
詳細は Rigid Body World(リジッドボディワールド) を参照してください。