Bright/Contrast(輝度/コントラスト)ノード
入力
- Image(画像)
標準のカラー入力です。
- Brightness(明るさ)
画像全体の明るさを上げる、加算型係数。負の値を使用すると、画像は暗くなります。
- Contrast(コントラスト)
明るいピクセルをより明るくする一方で暗いピクセルを暗くする、スケールタイプの係数です。値を大きくすると、ディテールが際立ちます。画像の全体的なコントラストを下げるには、負の数を使用します。
Properties(プロパティ)
- Convert Premultiplied(プリマルチプライに変換)
デフォルトでは、 プリマルチプライ アルファで動作するようになっています。 Convert Premul(プリマルチプライに変換) チェックボックスが有効になっていない場合は、 ストレート アルファで動作します。
Alpha Channel(アルファチャンネル) を参照してください。
出力
- Image(画像)
標準のカラー出力です。
ノート
このノードは、通常の範囲を超える値、つまり 1 より大きい値や 0 未満の値を持つ値セットを出力する可能性があります。この出力と、通常の範囲内の他の画像をミックスする場合は、Map Value(値マッピング)ノードを (Min(最小) と Max(最大) を有効にして) 使用することで値を範囲制限するか、Color Ramp(カラーランプ)ノードを (全て通常のデフォルト値で) 使用する必要があります。
このどちらかのノードが、値を通常の範囲に戻します。例の画像では、スペキュラーパスの強調を目的としています。下のスレッドは、値をクランプしないとどうなるかを示しています。スペキュラーパスの値は、暗い領域では1よりはるかに小さくなり、ミディアムグレーに加えると黒になります。明るくした画像をMap Value(値マッピング)やColor Ramp(カラーランプ)ノードのいずれかに通すと、目的の効果が得られます。