Edge Split(辺分離)モディファイアー

Edge Split(辺分離) モディファイアーは、メッシュ内の辺を分割、複製し、それらの分割された辺の周りの面間の 'リンク' を切断します。

分割する辺は、辺の角度(つまり、その辺を形成する面間の角度)、および/またはシャープとしてマークされた辺から決定できます。

辺を分割すると、その辺の頂点での法線生成に影響し、辺がシャープに見えます。したがって、このモディファイアーを使用して、 Auto Smooth(自動スムーズ) と同じエフェクトを実現し、角度が特定のしきい値を超えると辺がシャープに見えるようにすることができます。また、スムージングプロセスの手動制御にも使用できます。この場合、ユーザーはどの辺を滑らかまたはシャープに表示するかを定義します(これを行う他の方法については、 Mesh Smoothing を参照してください)。必要に応じて、両方のモードを同時にアクティブにすることができます。

注釈

このモディファイアーは、主に履歴/互換性の理由で保持されます。シェーディングで実行できるすべてのこと、およびそれ以上のことは、 カスタム法線 を使用して実現できるようになりました。

生成されるトポロジーの変更が本当に必要でない限り、新しいプロジェクトで使用することはお勧めしません。

注釈

辺の分割は、Edit Mode(編集モード)で 手動で実行 することもできます。

Options(オプション)

Edge Split(辺分離)モディファイアー。

Edge Angle(辺の角度)

有効にすると、隣接する2つの面の間の角度が Split Angle(分離角度) よりも大きい場合、辺が分割されます。

Split Angle(分離角度)

0の場合: すべての辺が分割されます。180の場合: 辺は分割されません。

Sharp Edges(シャープな辺)

有効にすると、辺が シャープとしてマークされている 場合、辺が分割されます。

注釈

Non-manifold の辺は常に分割されます。

例

Flat(フラット)シェーディング。	Smooth(スムーズ)シェーディング。
Edge Split(辺分離)によるSmooth(スムーズ)シェーディング。	Edge Split(辺分離)とSubdivision Surface(サブディビジョンサーフェス)によるSmooth(スムーズ)シェーディング。