リージョン¶

Blenderのすべてのエディタはリージョンに分割されます。リージョンには、ボタンやコントロール、ヴィジェットが配置されたタブとパネルなどの、より小さな構造物を含めることができます。

サイドバーと、キューブ追加後の調整パネルが表示された、3D Viewportの各リージョン。¶

ヘッダー(緑)、メインリージョン(黄色)、ツールバー(青)、サイドバー(赤)、最後の操作の調整パネル(ピンク)。

主なリージョン¶

少なくとも 1 つのリージョンが常に表示されます。これはメインリージョンと呼ばれ、エディタの最も特徴的な部分です。

各エディターには特定の目的があるので、メインリージョンやその他のリージョンは、エディタごとに異なります。エディタの章の各エディタに関するドキュメントを参照してください。

ヘッダーは、エリアの上部または下部のいずれかに位置する水平の細い帯です。すべてのエディターには、メニューと一般的なツールを格納するヘッダーがあります。メニューとボタンは、エディタの種類や選択したオブジェクトおよびモードによって変化します。

3D Viewportのヘッダー。¶

ヘッダーで RMB を押すと、いくつかのオプションを持つコンテキストメニューが表示されます:

Show Header: ヘッダーの表示状態を切り替えます。ヘッダーが非表示の場合は、エディタの右上/右下に表示される小さな矢印をドラッグすることで再び表示できます。
Show Tool Settings: ツールセッティングの表示状態を切り替えます。
Show Menus: メニューのある場所を折りたたむかどうかを切り替えます。
Flip to Bottom/Top: ヘッダーまたはツールセッティングに対して、エディタの上部と下部のどちらに表示させるかを切り替えます。
Maximize Area: エリアの最大化切り替えを参照してください。

名前のとおり ツールセッティング (エディタ領域の上部/下部)には、アクティブなツールの設定が含まれています。Flip to Bottom/Top オペレータによる位置変更や、ヘッダーのコンテキストメニューによる表示状態の切り替えを行うことができます。

最後の操作の調整 は、ツールのオプションに関するリージョンで、ツール (オペレータ) を実行すると表示されます。

最後の操作の調整で詳しく説明します。

リージョンは、MMB でドラッグすることで、垂直または水平方向にスクロールできます。リージョンにズームレベルがない場合は、マウスカーソルを置いて Wheel でスクロールできます。

リージョンのサイズ変更は、エリア同様に、境界をドラッグして行います。

リージョンを非表示にするには、サイズがゼロになるまでサイズ変更をします。非表示になったリージョンは、小さな矢印記号を残します。このアイコンへの LMB で、リージョンが再表示されます。