はじめに
シーンはあなたの作業を整理する方法です。blendファイルには、オブジェクトやマテリアルなどの他のデータを共有する複数のシーンを含めることができます。
シーンの管理とライブラリの追加/リンクはBlenderの ライブラリとデータシステム に基づいている ため、システムの基本に不慣れな場合は、最初にそのマニュアルページを読むほうがよいでしょう。
トップバー の シーン データブロックメニューを使用して、シーンの選択や作成ができます。
コントロール
参照
- Menu(メニュー)
- シーン
有効なシーンのリスト。
- Add(追加)
- New(新規)
デフォルト値で空のシーンを作成します。
- Copy Settings
空のシーンを作成しますが、アクティブなシーンから新しいシーンに設定をコピーします。
- Linked Copy
このオプションは、アクティブなシーンと同じ設定と内容で新しいシーンを作成します。ただし、オブジェクトをコピーする代わりに、新しいシーンには古いシーンのコレクションへのリンクが含まれています。したがって、編集するオブジェクトは文字通り同じであるため、新しいシーンでオブジェクトを変更すると、元のシーンも同じように変更されます。逆もまた同様です。
- Full Copy
このオプションを使用すると、共有はされません。このオプションは、アクティブなシーンのコンテンツをコピーして完全に独立したシーンを作成します。元のシーンのすべてのオブジェクトが複製され、そのオブジェクトデータも複製されプライベートなコピーが作成されます。
注釈
これらのオプションを使い分けるために、 オブジェクト と オブジェクトデータ の違いを理解しておくと役に立ちます。したがって、シーンを追加するための選択により、アクティブなシーンから、どの情報が新しいシーンに*コピー* されるか、どの情報が 共有 (リンク)されるかが決まります。
- Delete(削除)
X
トップバー の 名前の横にある X をクリックすると、現在のシーンを削除できます。