オブジェクトの原点

各オブジェクトには原点があります。このポイントの位置によって、オブジェクトが3D空間のどこに配置されるかが決まります。オブジェクトを選択すると、原点を示す小さな円が表われます。原点の位置は、オブジェクトを平行移動、回転、またはスケーリングするときに重要です。詳細については、 Pivot Points(ピボットポイント) を参照してください。

原点の色は 、オブジェクトの 選択 状態に基づいて変化します。

黄色

オブジェクトはアクティブな状態です。

オレンジ色

オブジェクトは選択されていますが、アクティブではありません。

白色

オブジェクトはリンクも選択もされていません。

ターコイズ

オブジェクトはリンクされています。

ライトターコイズ

オブジェクトは選択され、リンクされていますが、アクティブではありません。

注釈

配色はテーマに沿っており、異なって見える場合があります。ここで説明する色は、デフォルトのDarkテーマのものです。

Set Origin(原点を設定)

参照

Mode(モード)

Object Mode(オブジェクトモード)

Menu(メニュー)

Object(オブジェクト) ‣ Set Origin(原点を設定)

オブジェクトの原点とジオメトリは、相互に、また、3Dカーソルへ、移動できます。

Type(タイプ)
Geometry to Origin(ジオメトリを原点へ移動)

モデルを原点に移動します。これにより、オブジェクトの原点もオブジェクトの中心になります。

Origin to Geometry(原点をジオメトリへ移動)

原点をオブジェクトの中心に移動します。

Origin to 3D Cursor(原点を3Dカーソルへ移動)

モデルの原点を3Dカーソルの位置に移動します。

Origin to Center of Mass(原点を重心に移動)

原点をモデルの計算された重心に移動します(メッシュの密度が均一であると想定)。

Center(中心)

Median Point(中点) Center、 Bounding Box Center(バウンディングボックスの中心)

ちなみに

オブジェクトの原点を直接変換するには、 Pivot Point(ピボットポイント) のポップオーバーで Origins(原点) を有効にします。