UV Warp(UVワープ)モディファイアー
UV Warp(UVワープ) モディファイアーは、値または2つのオブジェクトに基づいてオブジェクトのUVマップを変換します。その目的は、3D Viewport(3Dビューポート)でオブジェクトのUVを直接制御できるようにすることです。これにより、定義された値、コントローラオブジェクト、またはボーンを使用して、既存のUV座標を直接移動、回転、およびスケールできます。
Options(オプション)
- UV Layer(UVレイヤー)
変更するUVマップ。設定されていない場合、デフォルトでアクティブなレンダリングレイヤーになります。
- UV Center(UV中心点)
スケールや回転を適用するときに使用するUVマップの中心点。左下が (0, 0)、右上が (1, 1)になります。
- Axis U/V(座標軸 U/V)
3D座標を2Dにマッピングするときに使用する座標軸。
- Object From(元オブジェクト)、To(先)
変換を定義するために使用される2つのオブジェクト。以下の 使用方法 を参照してください。
- Vertex Group(頂点グループ)
頂点グループを使用して、頂点ごとの変換の影響をスケールできます。
- Invert(反転)
<->
選択した頂点グループの影響を反転します。つまり、反転するとグループは、モディファイアーによって変形されない頂点を表します。
この設定は、グループのウェイト値を逆にします。
- Invert(反転)
Transform(トランスフォーム)
- Offset(オフセット)
UVマップを移動する量。
- Scale(スケール)
UVマップをスケールする量。
- Rotate(回転)
UVマップを回転させる量。
使用方法
UVがどのようにゆがむかは、 from(元) と to(先) のオブジェクトの変換(位置、回転、スケール)の違いによって決まります。
to(先) のオブジェクトが from(元) のオブジェクトと同じ変換を行う場合、UVは変更されません。
モディファイアーの UV座標軸 がX/Yであり、オブジェクトのスケールが(1, 1, 1)であるとすると、 to(先) オブジェクトがX軸上の from(元) オブジェクトから1単位離れている場合、UVは1つの完全なUV 空間(画像の幅全体)によるU軸(水平方向)上で変換されます。