Lattice(ラティス)モディファイアー
Lattice(ラティス) モディファイアーは、 Lattice(ラティス) オブジェクトの形状に従ってベースオブジェクトを変形します。変形できるオブジェクトは、メッシュ、カーブ、サーフェス、テキスト、ラティス、さらにはパーティクルです。
ちなみに
Lattice(ラティス) モディファイアーは、 Lattice Deform(ラティス変形) オプションを使用してオブジェクトを 親子化 することにより、選択したオブジェクトにすばやく追加できます。
Options(オプション)
- Object(オブジェクト)
ベースオブジェクトを変形するための Lattice(ラティス) オブジェクト。
- Vertex Group(頂点グループ)
モディファイアーのエフェクトをベースメッシュの一部に制限できるオプションの頂点グループ名。
- Invert(反転)
<->
選択した頂点グループの影響を反転します。つまり、反転するとグループは、モディファイアーによって変形されない頂点を表します。
この設定は、グループのウェイト値を逆にします。
- Invert(反転)
- Strength(強さ)
元の頂点位置と変形した頂点位置の間のブレンドを制御するための係数。
ヒント
Edit Mode(編集モード)でメッシュ自体を変形するのではなく、なぜラティスを使用してメッシュを変形するのですか? それにはいくつかの理由があります:
オブジェクトに多数の頂点がある場合、Edit Mode(編集モード)でオブジェクトの一部をすばやく編集することは困難です。ラティスを使用すると、大部分を効率的に変形できます。
Lattice(ラティス) モディファイアーで得られる滑らかな変形は、手動で実現するのが難しい場合があります。
複数のオブジェクトが同じラティスを使用できるため、一度に複数のオブジェクトを編集できます。
すべてのモディファイアーと同様に、非破壊的です。つまり、すべての変更は元のジオメトリの上で行われ、変形に影響を与えることなく元のジオメトリに戻って編集することができます。
ラティスは、メッシュのサーフェスのテクスチャ座標には影響しません。
注釈
ラティスを使用してパーティクルを変形する場合、 モディファイアースタック の順序が重要になります。 Particle System(パーティクルシステム) モディファイアーの後に Lattice(ラティス) モディファイアーを配置する必要があります。