Hue Saturation Value ノード

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Hue Saturation ノード。

Hue Saturation Value ノード は、HSV カラースペースでの色変換を適用します。シェーダおよびテクスチャのコンテキストでは "Hue Saturation Value" と呼ばれます。

入力

Factor
ノードが出力イメージに与える影響の量をコントロールします。
Image
標準のイメージ入力です。

プロパティ

変換は相対的なシフトで行われます。シェーダおよびテクスチャのコンテキストでは、以下のプロパティを入力ソケットとして使用できます。

Hue
イメージの色相の回転を指定します。360° は 0~1 に当てはまります。色相への 0 (-180°) と 1 (+180°) のシフトは同じ結果になります。
Saturation
彩度が 0 の場合、イメージから色相が失われ、グレースケールのイメージになります。1.0 より大きい値へのシフトは、彩度を増加させます。
Value
明度は、イメージの全体的な明るさです。値の上/下で、イメージの明/暗を変化させます。

出力

Image
標準のイメージ出力です。

色相/彩度のヒント

このノードをより適切に使用するために、以下を留意してください:

色相は、逆もまた然り
青色へ、スペクトルの両端 (0 または 1) に色相をセットすると、黄色として出力されます (白から青を引くと黄色になることを思い出してください)。黄色のイメージへ、色相を 0 または 1 にセットすると、青色になります。
色相と彩度は連携します。
つまり、青へ 0.5 の色相を設定して青の色合いを維持したまま、彩度 により色の激しさを強めたり弱めたりできます。
灰色と白は中立の彩度です
RGB 値が等しい灰色のイメージには色相がありません。したがって、このノードは Value へのみ効果を持ちます。これは黒から白まで、RGB 値が等しいすべてのグレーに対して同じことが言えます。
時間の経過による影響の変化
色相と彩度の値は、Time ノード またはプロパティのアニメートにより、アニメーションさせることが可能です。

注釈

色合い

この HSV ノードは、既に存在する色相をシフトするだけです。グレーのイメージへ着色したり、色彩の変化を追加させるには、Mix ノードを使用して、RGB ノードからの接続で特定の色を追加してください。

HSV の例

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基本的な例です。

../../../_images/compositing_types_input_mask_example.png

マスクを Factor へ入力した例。