Combine/Separate (合成/分離)ノード¶
これらのノードはすべて基本的に同じことを行います。
分離:画像を合成カラーチャンネルに分割します。
合成:合成カラーチャンネルから画像を再結合します。
これらのノードを使用して、各カラーチャンネルを個別に操作できます。各タイプは、 Color Space で区別され適用します。
コンポジットとテクスチャの環境では、各ノードはアルファチャンネルをサポートします。テクスチャ環境では、RGBカラースペースのみを使用できます。Cyclesのシェーディング環境では、HSVとベクトル(XYZ)の合成/分離のノードを追加します。
Combineノードを使用して、単一のカラー値を入力することもできます。RGBAおよびHSVA色空間の場合は、 RGB Node の使用を推奨します。いくつかの一般的な操作は、 Color ノード を使用すると簡単に実行できます。
RGBAノードの分離/結合¶
プロパティ¶
このノードはプロパティが有りません。
例¶
この最初の例では、アルファチャンネルとぼかしを取得して、カラーと合わせます。シーンに配置すると、エッジがブレンドされ、ハードエッジではなくなります。これは、アンチエイリアシングに似ていますが、3次元の意味です。CG要素をライブアクションに追加してハードエッジを削除する場合は、このノード設定を使用します。このエフェクトをより広いスケールでアニメーション化すると、オブジェクトは "フェーズ外" のタイムトラベルエフェクトとして "フェーズ" のように見えます。
YCbCrAノードの分離/結合¶
入力/出力¶
- Image (画像)
標準入/出力。
Y (Luminance/輝度)
Cb (Chrominance Blue/視差青)
Cr (Chrominance Red/視差赤)
A (アルファ)
プロパティ¶
- Mode (モード)
ITU 601, ITU 709, Jpeg
例¶
この例には、画像のLuminanceチャンネル(Y)を増加し明るくする、Math(Multiply/乗算)ノードがあります。
ちなみに
これらのチャンネルを Color Ramp ノードに通し値を調整する場合は、正確な表現のためにCardinalスケールを使用します。LuminanceチャンネルでExponentialスケールを使用すると、コントラストの高い効果が得られます。