Capture Attribute(属性キャプチャ)ノード
Capture Attribute(属性キャプチャ) ノードは、フィールドの結果をジオメトリに保存し、データをノードソケットとして出力して、他のノードで使用できるようにします。
結果は、名前を持つ通常の属性と同じようにジオメトリに格納されますが、名前で参照する代わりに、ソケットがノードの入力に接続されるたびに取得されます。後でノードツリーを評価するときに、属性が使用されなくなった場合、その属性は自動的に削除されます。
Radius Node のようなフィールド入力ノードは、接続されているノードのコンテキストで機能するため、このノードは重要です。半径を持たないジオメトリに radius
のようなデータを渡すには、このノードの出力との明示的なノードリンクを使用する必要があります。
注釈
このノードはジオメトリに 匿名属性 を格納するため、ノードツリーでの以降の操作にはジオメトリ出力を使用することが重要です。匿名属性は、出力以外の他のジオメトリには存在しません。
入力
- Geometry(ジオメトリ)
標準のジオメトリ入力です。
- Value(値)
評価する入力フィールド。
Properties(プロパティ)
出力
- Geometry(ジオメトリ)
標準のジオメトリ出力です。
- Attribute(属性)
評価したフィールドの結果。ジオメトリに保存されます。
例
ここでは、ノイズテクスチャがカーブのパスに沿って一次元で評価され、シェーダーでレンダーされます。Curve to Mesh(カーブからメッシュへ)ノード の出力には "カーブパラメータ" がないため、キャプチャノードが必要です。これはメッシュであり、カーブではないためです。したがって、 ジオメトリがまだカーブである間に Spline Parameter(スプラインパラメーター)ノード を評価する必要があります。
内部的には、ノイズテクスチャがカーブで評価された後、Curve to Mesh(カーブからメッシュへ)ノードのメッシュ結果に自動的にコピーされます。これは、このノードの 属性 出力をジオメトリノードの同じストリームに沿って接続できる場所であればどこでも、内部属性を使用できることを意味します。