ナビゲーション¶
3D 空間でのナビゲーションは、マウスの移動とキーボードショートカットを併用して行います。
Blender の 3 次元空間で作業を行うには、シーンでの視線と視点を操作できる必要があります。3D View エディタについて説明する機能の多くは、他のほとんどのエディタでも使えます。たとえば、Image Editor で画面移動やズームを行うことができます。
ちなみに
マウスボタンとテンキーパッド
ボタンが 3 つ未満のマウスや、テンキーパッドのないキーボードを使用する場合は、マニュアルの キーボードとマウス のページを参照して、Blender での使用方法を確認してください。
ナビゲーションギズモ¶
ナビゲーションギズモはエディタの右上にあります。(左から右に並んでいる) 4 つのボタンで、次の操作を行います:
右端の Orbit ギズモにより 3D Viewport で旋回ができます。ギズモにカーソルを合わせて LMB でドラッグすると、ビューを旋回します。いずれかの軸のラベルをクリックすると、その方向へビューを 方向付け します。同じ軸をもう一度クリックすると、同じ軸の反対側に切り替わります。
旋回¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
メニュー: | View ‣ Navigation ‣ Orbit |
ホットキー: | MMB, Numpad2, Numpad4, Numpad6, Numpad8, Ctrl-Alt-Wheel, Shift-Alt-Wheel |
ビューポートのエリア内で MMB をドラッグすると、視点を中心にビューが回転します。エリアの中央から上下左右にからドラッグすると、ビューはエリアの中央を中心に回転します。
一定の間隔で表示角度を変更するには、Numpad8、Numpad2、または Numpad4、Numpad6 を使用します。現在の視点からグローバル Z 軸を中心に、シーンを回転させます。 Numpad9 を押すと、ビューが反対側に切り替わります。
また、Preferences の Emulate 3 button mouse オプションを有効にしている場合、Viewport のエリア内で Alt を押しながら RMB のドラッグでも可能です。
注釈
ホットキー
ほとんどのホットキーは アクティブ な領域 (フォーカスのある領域) に影響します。ホットキーを使用する前に、マウスカーソルが作業する領域にあることを確認してください。
ロール¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
メニュー: | View ‣ Navigation ‣ Roll |
ホットキー: | Shift-Numpad4, Shift-Numpad6 |
ビューポートカメラをローカル Z 軸で 15° 刻みに回転させます。
パン¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
メニュー: | View ‣ Navigation ‣ Pan |
ホットキー: | Shift-MMB, Ctrl-Numpad2, Ctrl-Numpad4, Ctrl-Numpad6, Ctrl-Numpad8 |
ビューを上下左右に移動させます。ビューをパンするには、3D ビューで Shift を押したまま MMB をドラッグします。一定のステップで移動させるには、旋回操作のように Ctrl-Numpad8, Ctrl-Numpad2, Ctrl-Numpad4 and Ctrl-Numpad6 のホットキーを使用します。(Ctrl は Shift で置き換えられます) 。
マウスの中ボタンがない場合は、 Shift-Alt を押しながら LMB のドラッグで可能です。
ズーム¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
メニュー: | View ‣ Navigation ‣ Zoom |
ホットキー: | Ctrl-MMB, Wheel, NumpadPlus, NumpadMinus |
カメラを前後に移動します。Ctrl を押しながら MMB でドラッグすることで、ズームイン/ズームアウトすることができます。ホットキーは NumpadPlus と NumpadMinus です。View ‣ Navigation のサブメニューの中にもこれらの機能があります。詳細については、上記の 3D View の View メニュー画像を参照してください。ホイールマウスがあれば、Wheel を回転させることでズームできます。
ヒント
迷子になった場合
よくあることですが、3D 空間内で迷子になった場合は、2 つのホットキーが役立ちます。 Home は View ‣ Frame All と同様に、全てのオブジェクトが表示されるようにビューを変更します。また、NumpadPeriod は Perspective モードでの View ‣ Frame Selected 同様に、選択しているオブジェクトを表示します。
領域指定ズーム¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
メニュー: | View ‣ Navigation ‣ Zoom Region... |
ホットキー: | Shift-B |
Zoom Region により、長方形の領域を指定して、その領域が 3D ビューを占めるようにズームできます。
ショートカット Shift-B でツールを起動し、LMB によるドラッグで矩形を描くと、そこへズームします。
また、MMB を使用したズームアウト方法もあります。
ドリーズーム¶
参照
モード: | 全てのモード |
---|---|
ホットキー: | Shift-Ctrl-MMB |
ほとんどの場合、3D ビューを十分にズームして対象に近寄ることができますが、ある地点でズームできなくなることがあります。
これは、Blender が旋回とズームのための視点を内部に保持しているためです。多くの場合はうまく機能しますが、視点を別の場所に移動したいこともあります。 Dolly がそれをサポートしており、ビューを別の場所へ移すことを可能にしています。
Shift-Ctrl を押したまま MMB をドラッグすることで前後に Dolly することができます。