Mesh Cache(メッシュキャッシュ)モディファイアー¶
Mesh Cache(メッシュキャッシュ)モディファイアーの主な用途は、アニメーション化したメッシュデータをメッシュに適用して再生し、メッシュを変形させることです。
これは、 Shape keys(シェイプキー) と同じように機能しますが、外部ファイルの再生を目的としており、アプリケーション間の交換によく使用されます。
ちなみに
MDDとPC2はどちらも、メッシュの頂点の順序が変更されないままであることに依存します。これはこのメソッドの制限であるため、このモディファイアーを使用した後は、頂点を追加、削除、または並べ替えないように注意してください。
Options(オプション)¶
- Format(フォーマット)
入力ファイル形式(現在
.mdd
と.pc2
をサポートしています)。- File Path(ファイルパス)
キャッシュファイルのパス。
- Influence(影響)
モディファイアーの変形の影響を調整するための係数。キャッシュデータのイン/アウトをブレンドするのに役立ちます。
- Deform Mode(変形モード)
この設定のデフォルトは Overwrite(上書き) で、頂点の位置がキャッシュファイル内の位置に置き換えられます。ただし、例えばシェイプキーを使用して、それらをメッシュキャッシュと混合することもできます。この場合、変形をメッシュキャッシュの結果と統合する Deform(変形) オプションを選択できます。
注釈
この機能は、小さな孤立した編集の作成に限定されており、手足の再ポーズなどの大きな変更には機能しません。
- Interpolation(補間)
None(なし) または Linear(リニア) であり、フレーム間でブレンドされます。キャッシュファイルのフレームがblendファイルのフレームと正確に一致しない場合は、Linear(リニア)を使用します。
Time Remapping¶
- Time Mode(タイムモード)
時間の計算方法を選択します。
- Frame(フレーム)
フレームを制御できます。これにより、ファイル内のタイミングデータは無視されますが、簡単に制御できるため、多くの場合便利です。
- Time(時間)
ファイルからのタイミング情報(オフセットとフレーム時間)を考慮して、時間を秒単位で評価します。
- Factor(係数)
アニメーション全体を [0, 1] の範囲の値として評価します。
- Play Mode(再生モード)
再生の動作を選択します。
- Scene(シーン)
シーンの現在のフレームを使用して、再生を制御します。
- Frame Start(開始フレーム)
このフレームからキャッシュを再生します。
- Frame Scale(フレームスケール)
この係数で時間をスケールします(開始値の後に適用されます)。
- Custom(カスタム)
アニメーションのタイミングを手動で制御します。
- Evaluation Value(評価フレーム)
アニメーション時間に使用されるプロパティ。これにより、タイミングをより細かく制御できます(通常、この値はアニメーション化されます)。
Axis Mapping¶
- Forward/Up Axis(前方/上向きの軸)
ソースファイルで使用される前方および上向きの軸。
- Flip Axis(座標軸の反転)
まれに、軸の座標を反転する必要がある場合もあります。