Viewport Render(ビューポートレンダー)
Viewport Rendering(ビューポートレンダリング) では、3D Viewport(3Dビューポート) のレンダリングを通して、手早く プレビュー のレンダリングを行います。
これを行うことで、アニマティック (オブジェクトの動きや角度の相互関係など) を検査できます。
また、シーンが複雑すぎてシステムが 3D Viewport(3Dビューポート) でのリアルタイム再生をできない場合に、アニメーションをプレビューするためにも使用できます。
Viewport Render(ビューポートレンダー) は、静止画とアニメーションのどちらでもレンダリングできます。
以下は、Viewport Render(ビューポートレンダー) と Cycles レンダラー による最終レンダリングの比較です。
ちなみに
オーバーレイを無効にすることで、オーバーレイを含めずにビューポートをレンダリングできます。
このオプションはビューポートレンダリング特有のものではなく、気が散る原因になり得るリグやエンプティなどを取り除くなど、有効にすることで便利なことがあります。
設定
ほとんどの場合 Viewport Render(ビューポートレンダー) には、その時点でのビューポート設定が反映されます。一部の設定は、ビューのレンダリングに使用する Render Engine(レンダーエンジン) の、Render(レンダー) パネル内で行います。
Solid Mode(ソリッドモード)では Workbench、Material Preview(マテリアルプレビュー) モードでは Eevee の各レンダリング設定が使用されます。
Sampling(サンプリング) と Alpha Transparency(アルファ透過) モードの設定は
で行えます。適切な値を表示するには、WorkbenchまたはEeveeレンダリングエンジンが選択されていることを確認してください。その他にもいくつかのレンダリング設定が使用されます:
Render Dimensions(寸法)
Render Aspect(アスペクト)
File Format(ファイル形式) および Output(出力) (ファイルパス、フォーマット、圧縮設定など)
Rendering(レンダリング)
Viewport Render(ビューポートレンダー) を実行すると、現在のアクティブなビューでレンダリングされます。つまり、アクティブカメラからのビューでない場合は、現在のパースペクティブに一致した仮想カメラによってレンダリングされます。カメラ視点の画像を得るには Numpad0 で、アクティブカメラからのビューにしてください。
通常のレンダリングと同様に、 Esc で中止することができます。
- 静止画のレンダー
で静止画をレンダリングします。
- 動画のレンダー
to render an animation, use
.- キーフレームのレンダー
アニメーションをレンダリングするときに、キーフレームがあるフレームのみをレンダリングするには、
を使用します。これは、選択したオブジェクトにアニメーションキーがあるフレームのみをレンダリングします。他のフレームは引き続き出力に書き込まれますが、単に最後にレンダリングされたフレームが繰り返されます。例えば、6フレームのアニメーションがレンダリングされ、選択したオブジェクトのフレーム 3 と 5 にキーがある場合、次のフレームが出力されます:
1番目のフレームは常にレンダリングされます。
このフレームにはキーがないため、1番目のフレームが繰り返されます。
3番目のフレームはレンダリングされます。
このフレームにはキーがないため、3番目のフレームが繰り返されます。
5番目のフレームはレンダリングされます。
このフレームにはキーがないため、5番目のフレームが繰り返されます。
ちなみに
Render Regions(レンダー領域) を使用すると、特定の領域のみをビューポートレンダリングすることができます。