Viewport Overlays(ビューポートオーバーレイ)
Viewport Overlays(ビューポートオーバーレイ) ポップアップにより、画面上にオーバーレイ表示させるものを設定できます。スイッチをオフにすると 3D Viewport(3Dビューポート) のすべてのオーバーレイが非表示になります。
ポップアップに表示されるオプションは、3D Viewport(3Dビューポート) のモードによって異なります。
Object Mode(オブジェクトモード)
次のオプションは常に存在し、モードによる依存はありません。
Guides(ガイド)
- Grid(グリッド)
平行投影のサイドビューでグリッドを表示します。
- Floor(床)
地平面を表示します。
- Axis(座標軸)
X、Y、Z 軸の線を表示します。
- Scale(スケール)
Grid(グリッド)/Floor(フロア) の線の間隔です。
- Subdivision(細分化)
グリッドをさらに細分化する線の数です。
- Text Info(テキスト情報)
View Perspective(透視変換ビュー) 、再生 FPS 、現在のフレーム番号、アクティブな Collection(コレクション) とオブジェクトの名前などの情報を表示します。
- Statistics(統計)
オブジェクトとジオメトリの量に関する情報を表示します。表示されるカウンターは、現在の選択によって変化することに注意してください。例えば、メッシュを選択すると、頂点、辺、面の数に関する情報が得られ、ライトなどの他のオブジェクトを選択すると、シーン内のライトの数が表示されます。
Objects(オブジェクト) -- 選択しているオブジェクトの数と総数。
Geometry(ジオメトリ) -- モードとオブジェクトのタイプに依存した、現在のシーン情報を表示します。頂点、面、三角面(Tris)、ボーンの数が表示されます。
- HDRI Preview(HDRIプレビュー)
マテリアルプレビュー と レンダリングされた シェーディングモードで使用されるHDRIをプレビューするため、1つは光沢のある球、もう1つはディフューズ球の、2つの球を表示します。
- 3D Cursor(3Dカーソル)
3D Cursor(3Dカーソル) をオーバーレイ表示します。
- Annotations(アノテーション)
Annotation(アノテーション) をオーバーレイ表示します。
Objects(オブジェクト)
- Extra(その他)
Empty(エンプティ) の線や Camera(カメラ) 、その他の視覚的なガイドを含むオブジェクトの形状を表示します。
- Relationship Lines(関係の線)
親子またはコンストレイント関係を示す点線を表示します。
- Outline Selected(選択アウトライン)
選択したオブジェクトの周囲に輪郭のハイライトを表示します。
- Bones(ボーン)
Bone(ボーン) を表示します。Motion Path(モーションパス) のみを表示したい場合は、オフにしてください。
- Motion Paths(モーションパス)
Motion Path(モーションパス) をオーバーレイ表示します。
- Origin
アクティブなオブジェクトの原点を表示します。
- Origin (All)(原点(すべて))
すべてのオブジェクトの原点を表示します。
Geometry(ジオメトリ)
- Wireframe(ワイヤーフレーム)
Wireframe Shading(ワイヤーフレームシェーディング) と同様に、メッシュの面の縁を表示しますが、既存のシェーディングの上に辺を表示します。値スライダは、主要な辺のみワイヤー表示することにより、表示する辺を調整します。値を小さくすると、180度に近い角度の辺が非表示になり、値を1にするとすべてのワイヤーが表示されます。
- Opacity(不透明度)
表示される辺の透明度。値1は完全に不透明で、値0は完全に透明です。
- Fade Inactive Geometry(非アクティブ形状をフェード)
ビューポートの背景色を使用して、非アクティブなジオメトリをフェードします。値スライダは、オブジェクトが背景とブレンドされる係数を制御します。
- Face Orientation(面の向き)
面の向きをオーバーレイ表示します。カメラ方向へ法線の発生点が向いている面は青色で表示されます。カメラから離れる方向に法線の発生点が向いている面は赤色で表示されます。これにより、面の法線の向きを簡単に把握できます。
Motion Tracking(モーショントラッキング)
Motion Tracking(モーショントラッキング) のオーバーレイを表示します。
- Camera Path(カメラパス)
再構築されたカメラの軌跡を表示します。
- Marker Names(マーカー名)
再構築されたトラックオブジェクトの名前を表示します。
- Tracks(トラック)
再構築されたトラックの表示形式を変更します。
Plain Axes(十字)
Arrows(座標軸)
Single Arrow(矢印)
Circle(円)
Cube(立方体)
Sphere(球)
Cone(円錐)
- Size(サイズ)
再構築されたトラックの表示サイズを変更します。
Mesh Edit Mode(メッシュ編集モード)
次のオプションは、メッシュの Edit Mode(編集モード)で使用できます。
- Edges(辺)
部分的にでも選択されている辺をハイライト表示します。
頂点選択モードと面選択モードへのみ影響します (辺選択モードでは辺は常にハイライト表示されます) 。
- Faces(面)
選択した面と選択されていない面の両方にオーバーレイによるハイライト表示を行います。
すべての選択モードで機能します。
- Center(中心)
ソリッドシェーディングモードで、面の中心点を表示します。
面選択モードでのみ機能します。
- Creases(クリース)
Subdivision Surface Modifier(サブディビジョンサーフェスモディファイアー) 用の折り目として設定された辺を表示します。
- Sharp(シャープ)
Edge Split modifier(辺分離モディファイアー)で使用するシャープ辺を表示します。
- Bevel(ベベル)
Bevel Modifier(ベベルモディファイアー) 用に設定されたウェイトを表示します。
- Seams(シーム)
UV展開でのシームを表示します。
- Edge Marks(辺マーク) と Face Marks(面マーク)
Freestyle で使用するものです。
Shading(シェーディング)
- Hidden Wire(陰線ワイヤ)
前面のワイヤフレームのみを表示します。リトポロジのワークフローで役立ちます。
ちなみに
任意で X-Ray(透過) 表示と組み合わせることができます。
- Vertex Groups Weights(頂点グループウェイト)
Edit Mode(編集モード)で、ウェイトを表示します。
- Zero Weights(ウェイト0)
参照がない、もしくはウェイトが 0 になっている領域を黒で表示します。非常に少ないウェイトで塗られた領域で見分けを付けるのに役立ちます。
- None(なし)
通常の方法で頂点を表示します。
- Active(アクティブ)
アクティブなグループ内で、ウェイトを持たない頂点が黒で表示されます。
- All(全て)
どのグループでもウェイトが 0 の頂点が黒で表示します。
Mesh Analysis(メッシュ分析)
メッシュを解析するためのオーバーレイを表示します。
Mesh Analysis(メッシュ分析) を参照してください。
Measurement(計測)
選択した要素の計測値をテキスト情報として画面上にオーバーレイ表示します。 Units(単位) は、Scene Properties(シーンプロパティ) で設定できます。
- Edge Length(辺の長さ)
選択した辺の長さを表示します。
- Edge Angle(辺の角度)
選択した辺の両隣の面からなる角度を表示します。
- Face Area(面積)
選択した面の面積を表示します。
- Face Angle(面の角度)
選択した面の各コーナーの角度を表示します。
ちなみに
トランスフォームの最中は、選択したものに接続されたジオメトリの情報が表示されます。たとえば頂点を移動しながら、接続された辺の長さを確認することが可能です。
注釈
これらの値は Global(グローバル)/Local(ローカル) に従います。
オブジェクトの Scale(スケール) 値を測定値に反映させる場合には、Global(グローバル) にしてください。
Normals(法線、ノーマル)
Display vertex normals(頂点の法線を表示)
Display face normals at vertices (split normals)(分割法線を表示)
Display face normals(法線を表示)
- Size(サイズ)
法線の表示サイズです。
- Constant Screen Size Normals(法線のスクリーンサイズを固定)
法線のサイズをズームレベルに対して一定に保ちます。
Developer(開発用)
- Indices(インデックス)
選択した頂点、辺、面のインデックスを表示します。
Freestyle
- Edge Marks(辺マーク)
Freestyle レンダラーで使用する、Freestyle 辺マークを表示します。
- Face Marks(面マーク)
Freestyle レンダラーで使用する、Freestyle 面マークを表示します。
Sculpt Mode(スカルプトモード)
- Mask(マスク)
マスク をオブジェクトへオーバーレイ表示します。オーバーレイの不透明度を制御できます。
- Face Sets(面セット)
Face Sets(面セット) をオブジェクトへオーバーレイ表示します。オーバーレイの不透明度を制御できます。
Vertex Paint(頂点ペイント)
- Stencil Mask Opacity(ステンシルマスク不透明度)
Vertex Paint Mode(頂点ペイントモード) でのステンシルマスクオーバーレイの不透明度です。
- Show Wire(ワイヤを表示)
ペイントモードで、ワイヤーフレーム表示を使用します。
Weight Paint(ウェイトペイント)
- Opacity(不透明度)
オーバーレイの不透明度です。
- Zero Weights(ウェイト0)
参照がない、もしくはウェイトが 0 になっている領域を黒で表示します。非常に少ないウェイトで塗られた領域で見分けを付けるのに役立ちます。
- None(なし)
通常の方法で頂点を表示します。
- Active(アクティブ)
アクティブなグループ内で、ウェイトを持たない頂点が黒で表示されます。
- All(全て)
どのグループでもウェイトが 0 の頂点が黒で表示します。
- Show Weight Contours(ウェイトの等高線表示)
ウェイトの補完値が同じ場所を結んだ、等高線を表示します。
これは、色からは見えないほど小さい重量の変化を視覚化し、例えばスムージングツールやブラシを使用する場合など、グラデーションの滑らかさと一貫性を判断するのに役立ちます。
- Show Wire(ワイヤを表示)
ペイントモードで、ワイヤーフレーム表示を使用します。
Texture Paint(テクスチャペイント)
- Stencil Mask Opacity(ステンシルマスク不透明度)
Texture Paint Mode(テクスチャペイントモード) でのステンシル マスク オーバーレイの不透明度です。
Bones(ボーン)
- Fade Geometry(形状をフェード)
Bone を前面に、他のジオメトリを背面に表示させます。不透明度をスライダで制御できます。
- Bone Wireframe Opacity(ボーンワイヤーの不透明度)
Edit(編集)、Pose(ポーズ)、またはWeight Paint(ウェイトペイント)モードで ワイヤフレーム スタイルで描画されるボーンに使用される最大不透明度を指定します。これは、乱雑さを減らし、ボーンではなくメッシュに焦点を合わせる必要がある場合に役立ちます。
Grease Pencil(グリースペンシル)
- Onion Skin(オニオンスキン)
現在のフレームの前後キーフレームのゴーストを表示します。マルチフレームが有効になっている場合 アクティブフレームの前後のキーフレームがオニオンカラーで表示されます。
- Canvas(キャンバス)
Grease Pencil(グリースペンシル) の描画平面上にグリッドを表示します。グリッドの不透明度をスライダーで調整できます。 Canvas X-Ray(キャンバスを透過) オプションを使用すると、オブジェクトはキャンバスグリッドの背後に描画されます。
- Fade Layers(レイヤーの減衰)
オブジェクト内の、アクティブなレイヤ以外のレイヤに対して不透明度を下げます。不透明度はスライダで調節できます。
- Fade Objects(オブジェクトをフェード)
アクティブな Grease Pencil(グリースペンシル) オブジェクト以外の、ビューポートのオブジェクトをフルカラーレイヤで覆います。それにより、複雑なシーン描画での視認性を高めます。
- Fade Grease Pencil Objects(グリースペンシルオブジェクトをフェード)
グリース ペンシル オブジェクトを含めるか、除外します。
- Edit Lines(編集ライン)
ストロークの編集時に線を表示させます。
- Only in Multiframe(マルチフレームのみ)
Multiframe(マルチフレーム) での作業時に、編集する線だけを表示します。
- Stroke Direction(ストローク方向)
ストロークの始点(緑)と終点(赤)の表示を切り替えて、線の方向を視覚化します。
- Material Name(マテリアル名)
リンクされたストロークの横にマテリアル名を表示します。
- Vertex Opacity(頂点の不透明度)
編集中の頂点 (ポイント) の不透明度です。
- Vertex Paint Opacity(頂点ペイントの不透明度)
オーバーレイの不透明度です。
- Handles(ハンドル)
Curve Editing(カーブ編集) がアクティブな場合、このオプションは 3D Viewport(3Dビューポート) でのカーブの表示方法を制御します。
- None(なし)
ハンドルは表示されず、制御点のみを表示します。
- Selected(選択)
選択した制御点のハンドルのみを表示します。
- All(全て)
すべてのハンドルを表示されます。