Anti-Aliasing(アンチエイリアス)ノード#

Anti-Aliasing(アンチエイリアス)ノード。

Anti-Aliasing(アンチエイリアス)ノードは、エイリアシングと呼ばれる辺周辺の歪みアーティファクトを除去します。

入力#

Image(画像)

標準のカラー入力です。

Properties(プロパティ)#

Threshold(しきい値)

画像全体の辺検出感度を制御します。

Contrast Limit(コントラスト限界)

辺を検出するときに考慮するコントラストレベルを制御します。

人の目はすべての辺を等しく認識するわけではありません。例えば、周囲の領域にはるかに高いコントラストがある場合、低コントラストの辺をマスクする傾向があります。したがって、認識されない辺にアンチエイリアシングを適用すると、アーティファクトが生成されます。このオプションは、低コントラストと高コントラストの隣接する辺の違いを定量化します。

Corner Rounding(コーナー丸め)

元の形状を維持するためにコーナーを検出します。Corner Rounding(コーナー丸め) を0に設定すると、コーナー検出が行われず、コーナー丸めが行われません。値が高いほど、より良いコーナーが保持されます。つまり、元の画像に似ています。

出力#

Image(画像)

標準のカラー出力です。

#

Anti-Aliasing(アンチエイリアス)ノードには、ここに示す3つのプロパティがあります。#
../../../_images/compositing_types_filter_antialiasing-node_example-1-threshold.gif

しきい値を変更すると、すべての辺に影響します。#

../../../_images/compositing_types_filter_antialiasing-node_example-2-contrast_limit.gif

コントラスト限界を変更すると、コントラスト限界より下の隣接する辺に影響します。#

コーナー丸めの効果。#
../../../_images/compositing_types_filter_antialiasing-node_example-3-corner_rounding-off.png

コーナー検出と丸めをオフ(0に設定)。コーナーがアーティファクトとして扱われるため、コーナーがどのように滑らかになっているかに注目してください。#

../../../_images/compositing_types_filter_antialiasing-node_example-3-corner_rounding-on.png

完全なコーナー検出と丸めにより、コーナー周辺の鋭い辺が保持されます。#