Edge Slide(辺をスライド)#

参照

Mode(モード):

Edit Mode(編集モード)

Menu(メニュー):

Edge(辺) ‣ Edge Slide(辺をスライド)

ショートカットキー:

G, G

隣接する面を横切って1つ以上の辺をスライドしますが、辺の選択に関するいくつかの制限があります(つまり、選択によって有効なループを定義する 必要があります 。以下を参照してください)。

Even(均一) E

Forces the edge loop to match the shape of the adjacent edge loop. You can flip to the opposite vertex using F.

Flipped(反転) F

Even(均一) モードがアクティブな場合、アクティブな辺ループが一致する、2つの隣接する辺ループ間で反転します。

Clamp(範囲制限) AltC

スライドを辺の範囲に制限するしないを切り替える。

Factor(係数)

実施されるスライドの量を決定します。負の値は一方の面へのスライドに対応し、正の値はもう一方の面を参照します。3D Viewport(3Dビューポート)のフッターにも表示されます。

Mirror Editing(ミラー編集)

メッシュの対称要素(存在する場合は、ローカルのX方向)に操作を伝播できます。

Correct UVs(UVを補正)

対応するUV座標が存在する場合は修正して、画像の歪みを回避します。

使用方法#

デフォルトでは、辺ループ上の頂点の位置は、辺の長さに関係なく、元の位置と隣接する辺ループの間の距離のパーセンテージとして移動します。

../../../../_images/modeling_meshes_editing_edge_edge-slide_before.png

辺ループを選択。#

../../../../_images/modeling_meshes_editing_edge_edge-slide_after.png

再配置されたエッジループ。#

Even(均一) モード#

Even(均一) モードでは、選択した辺ループの形状が、垂直な各辺に沿ってパーセンテージでスライドするのではなく、隣接する辺ループの1つと同じに保たれます。

Even(均一) モードでは、ツールは、拡大された赤いマーカーがある頂点から、黄色でマークされた現在選択されている辺の長さに沿った位置を表示します。辺ループのスライドの動きはこの長さに制限されます。マウスを動かすと、ヘッダーに表示される長さインジケーターが変化し、辺の長さに沿った場所が示されます。

../../../../_images/modeling_meshes_editing_edge_edge-slide_even.png

Even(均一) モードが有効。#

../../../../_images/modeling_meshes_editing_edge_edge-slide_even-flip.png

Even(均一) モード と Flip(反転)が有効。#

マウスを動かすと、選択した辺ループが開始頂点に近づいたり遠ざかったりしますが、ループ線は現在選択されている辺の長さまでしか移動せず、辺ループを境界とする1つの形状に一致します。

制限と回避方法#

上記を実施できる辺選択の種類には制限があります。無効な選択は次のとおりです:

自身とクロスするループ

これは、ツールが、選択した辺に隣接する適切な面を見つけることができなかったことを意味します。これを示す例は、同じ面を共有する2つの辺を選択することです。面をそれ自身に隣接させることはできません。

複数の辺ループ

選択した辺は同じ辺ループにありません。つまり、共通の辺がありません。常に辺を、隅から隅まで、または "Chain(チェーン)" で選択することにより、このエラーを最小限に抑えることができます。複数の辺を選択する場合は、それらが接続されていることを確認してください。これにより、ループエラーが発生する可能性が低くなります。

境界の辺

片面オブジェクトで片方の辺を選択したとき。面が1つしかないため、辺ループが見つかりません。辺ループは、2つ以上の面にまたがるループであることを忘れないでください。

一般的な規則では、複数の辺を選択する場合は、連続したチェーンを形成するように隅から隅まで接続する必要があります。チェーン内の一部の辺が異なる辺ループにあるために無効なチェーン内の辺を選択できるため、これは 文字通り 一般的なルールです。