Mesh Sequence Cache(メッシュ連番キャッシュ)モディファイアー#
Mesh Sequence Cache(メッシュ連番キャッシュ)モディファイアーは、 Alembic ファイルと USD ファイルからデータをロードします。静的なメッシュをサポートしますが、主にアニメーションメッシュをロードするために使用されます。その名前にもかかわらず、このモディファイアーはカーブもサポートします。また、ファイルシーケンス、およびさまざまなトポロジのメッシュとカーブ(流体シミュレーションの結果など)も処理します。
Alembic ファイル、または、 USD ファイルをインポートすると、Mesh Sequence Cache(メッシュ連番キャッシュ)モディファイアーが時変メッシュに自動的に追加されます。時変オブジェクト変換(つまり、回転、位置、またはスケールのアニメーション)には、 Transform Cache Constraint(トランスフォームキャッシュコンストレイント) が使用されます。MDDファイルやPC2ファイルなどの、AlembicやUSD以外のファイルは、 Mesh Cache(メッシュキャッシュ)モディファイアー を使用するためロードできます。
Options(オプション)#
- Cache File(キャッシュファイル)
AlembicやUSDファイルを選択するためのデータブロックメニュー。
- File Path(ファイルパス)
AlembicやUSDファイルへのパス。
- Object Path(オブジェクトパス)
アーカイブやステージ内のAlembicやUSDオブジェクトへのパス。
- Read Data(読込データ)
メッシュオブジェクトに対してそれぞれ読み取るデータのタイプ: 頂点、ポリゴン、UVマップ、および頂点カラーレイヤー。
頂点、面、UV、カラー
Time(時間)#
- Sequence(シーケンス)
キャッシュが一連のファイルに分離されているかどうか。
- Override Frame(フレームを指定)
キャッシュファイル内のデータを検索するために、現在のシーンフレームを使用する代わりに、カスタムフレームを使用するかどうか。
Frame(フレーム) 値は、キャッシュファイル内のデータを検索するため、またはファイルシーケンスでどのフレームを使用するかを決定するために使用する時間です。
- Frame Offset(フレームのオフセット値)
現在のフレームから減算して、キャッシュファイル内のデータを検索するため、またはファイルシーケンスで使用するファイルを決定するために使用します。
Velocity(速度)#
- Velocity Attribute(速度の属性)
モーションブラーデータの生成に使用されるAlembicの属性の名前。デフォルトでは
.velocitiesであり、ほとんどのAlembicファイルの標準です。注釈
Velocity Attribute(速度の属性) オプションは、現在Alembicファイル専用です。
- Velocity Unit(速度の単位)
時間に対する速度ベクトルの解釈方法を定義します。
- Frame(フレーム):
速度単位はフレームでエンコードされており、シーンFPSごとにスケールする必要はありません。
- Second(秒数):
速度の単位は秒単位でエンコードされており、シーンFPS (1 / FPS) でスケールする必要があります。
注釈
Velocity Unit(速度の単位) オプションは、現在Alembicファイル専用です。
- Velocity Scale(速度スケール)
モーションブラーなどの時間エフェクトの速度ベクトルの大きさを制御するために使用される乗数。
注釈
Velocity Scale(速度スケール) オプションは、現在Alembicファイル専用です。