Extrude Region(押し出し(領域))¶
参照
- Mode(モード):
Edit Mode(編集モード)
- Tool(ツール):
- ショートカットキー:
E
押し出しツールは、新しいジオメトリを元の頂点に接続したまま、頂点を複製します。頂点は辺に変換され、辺は面を形成します。
このツールは、新しいジオメトリを作成するために最も重要です。長方形から平行六面体を作成し、円から円柱を作成したり、木の枝などを簡単に作成したりできます。
頂点と辺が押し出される軸は、インタラクティブに設定できます。面は、デフォルトで平均化された法線に沿って押し出されます。軸を指定することにより、押し出しを単一の軸に制限できます。 軸のロック を参照してください。
押し出しツールは、新しいジオメトリ自体の接続方法が異なります。
ボーダーループのみが押し出されます。選択範囲の内側の領域は、押し出しによって変更されずに移動します。
詳細¶
プロセスは非常に直感的ですが、Extrude(押し出し) の背後にある原則は、以下で説明するようにかなり複雑です:
まず、アルゴリズムが押し出しの外側の辺ループを決定します。つまり、選択した辺の間が、面に変更されます。デフォルト(以下を参照)では、アルゴリズムは、選択された2つ以上の面に属する辺を内部と見なし、ループの一部とは見なしません。
次に、辺ループの辺が面に変更されます。
辺ループ内の辺が完全なメッシュの1つの面にのみ属している場合、選択したすべての面が複製され、新しく作成された面にリンクされます。例えば、長方形はこの段階で平行六面体になります。
それ以外の場合、選択した面は新しく作成された面にリンクされますが、複製されません。これにより、不要な面が結果のメッシュの "内部" に保持されるのを防ぎます。この区別は、 Extrude(押し出し) を使用するときに、常に一貫して辻褄のあった、閉じたボリュームの構築を保証するため、非常に重要です。
完全に閉じたボリューム(例えば、6つの面すべてを持つ立方体など)を押し出す場合、元のボリュームへのリンクなしでボリュームが複製されるため、押し出しは単に複製になります。
"開いた" 辺ループを形成する、選択した面に属していない辺が複製され、新しい面と元の面の間に新しい面が作成されます。
選択された辺に属していない単一の選択された頂点が複製され、2つの間に新しい辺が作成されます。